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FLIER in Dark and Sensitive Room, Hours from Dawn to Dusk till Dawn

皮脂性頭頂部


 「ドラム缶」という、物体を指す名詞としての言葉自体が持つ日常性の程には、僕はドラム缶
を日常的に目にするわけではありません。

 だからそれが二つ並んでいたりすると尚の事、ふと気付いてしまった時の非日常性は増した様
に見えてしまうのです。
皮脂性頭頂部_f0006218_16391472.jpg


 この物体について想像できる事は、その最初の使用目的が完了した際、我々が飲み終わった
コーヒー缶を棄てるのと同じようには棄てられてはいないだろうと言う事や、あるいはコーヒー
缶と同じように普通に回収され、リサイクルされているだろうとかいう、その役割の終わりの
部分に関してだけで、始まりの部分に関してはほとんど想像がつきません。

 いったいどんな用途の為に、年間どれくらいの個数を、誰が生産しているか、等々…

 いや、そもそも僕はドラム缶に限らず、それ程簡単に疲労消耗するように見えない、世の中の
自動車を初めとした、金属製またはその他様々なマテリアルの品々の多くが、始まりの部分に
おいて何故にそれ程大量生産されなくてはいけないのか、どうしても理解出来ない事が多いので、
「エコ」と言う言葉が持つ事後処理的、或いは辻褄合わせ的な意味合いを含んだ日常性が嫌い
なのです。



 とか言う事を、わざわざ黄金週間の最終日に考えるのもどうかとは思いますが…


*****


 黄金週間と言えば、福岡では博多どんたく…

 このイベントは僕にとってはあまりに身近過ぎる(地理的に近い事と、10年くらい前に
市役所勤めの友人から強制的にパレードに参加させられて、死ぬほど恥ずかしい思いをした事が
ある)為にかえって縁遠く、見に行った事もほとんど無かったのですが、今年は気が向いて見に
行ってまいりました。

 福岡県人の間では、このイベントの当日は必ず雨が降るという事で有名なのですが、今回は
通して奇跡的に晴れだったせいもあるのかも知れないですが、人出の多さが只事でありませんでした。

 会場の天神地区には何箇所もに、イベントステージが設置してあって、色んな市民の皆さんが
当日受付有りで、歌や踊りや楽器などの様々なパフォーマンスを繰り広げるのが、このイベントの
主体なのです。それはもう信じられないほどに自由気ままなパフォーマンス内容ですので、見る側
にも独特の気分的チャンネル設定が必要になります。

 それにしても、昨今、何かに憑依されたように踊りまくる、小中学生くらいのちびっ子女子グループの
多さ、、もう少々見飽きたなぁ、なんて思ったり思わなかったりしながら見ていたのですが、大体において
見えていた光景はこんな感じでした、、
皮脂性頭頂部_f0006218_16395830.jpg

by flierone | 2010-05-05 16:40