vibram
登山靴、、壊れた…
一般的に言ってこれが時には壊れるような物だったんだと言う事
それ自体に驚いたというか何と言うか…
とにかく突然壊れたのである。
こういう場所からの下山中にそれは壊れた。
アレッ、なんか踵にショックを感じるな…
もしかしたらなんかソールに小石でも挟まったかな…
なんて思ってよく見ると、見事にソールの中間部に空洞が出来て
今にも二枚に分離しそうな状態になっていた。
せっかく久しぶりの単独行で、体中のなまった筋肉や関節のクッションに
気をくばりつつ、限界を試すスピードでこういう場所を気持ちよく、
こういう方向に移動していた最中だったのに、ソールがこんなじゃ
気をつけて行くしかないな、という残念でもあり腹立たしくもあり…
僕は、山登りにそれほど月に何回も出かける訳ではない。
サクラとかツツジとか紅葉とか、あるいは霧氷とか、
九州の山においての節目となる時には例外もあるのだが、
2~3ヶ月、全く何処にも登らない事も多いので、
登山靴が壊れたからと言って、すぐに今困るわけでも無い。
ところが手元に登山靴が無いというこの落ち着かなさはどうした事だろう。
例えば明日突然仕事が休みになって、一人ぼっちになり、
天気予報を見ると現地の予報が晴れだったりしても
急に気が向いて、朝5時起床で山に向かったりは出来ないという事である。
そんな事態が起こったのはこの7、8年を振り返ってもたったの一度しか
記憶に無いから、そんな心配は無用なのだがしかし、もしそんな貴重な
時間を得て、だらだら過ごすしかなかったら…
・・・・・・
問題なのは、フランス製とかアメリカ製の一見オーバースペックだけど
運が悪ければ壊れる時は壊れるみたいな製品に5、6万出費するのか、
堅実そうだけど、どうにも安っぽくてやっぱり運が悪ければいざと
言う時に壊れそうな国産品を1、2万で買うのかという、
何だか常に僕の人生に付いて回るお馴染みの悩ましさと言いましょうか…
そんなこんなでやっぱ次はコレかな…
by flierone
| 2008-11-28 16:34